MINWEB[ミンウェブ]

みんな使えるWeb活用術『ミンウェブ』
by株式会社セルリア

フェイスブック

ツイッター

RSS

MINWEB[ミンウェブ]

みんな使えるWeb活用術『ミンウェブ』
by株式会社セルリア

フェイスブック

ツイッター

RSS

問題解決力を上げる「イシュー(issue)とは?」その意味と使い方を解説

Date: Category: フレームワーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

突然ですが、「イシュー」という言葉は聞いたことがありますか?
「イシュー」はビジネスの現場ではよく使われる言葉です。
しかし、正確に意味を捉えて、活用できている人はあまり多くないように思います。

今回は「イシュー」について、一体どのようなものか見ていきます。

1,イシューとは

「イシュー」は英語で表記すると「issue」となり、「論争点」、「討論点」、「論点」、「課題」、「問題」という意味に訳されます。ビジネス用語としては、「本質的な問題、目的」、「考えるべき・論じるべきテーマ」という意味で使用されています。
上記のように「イシュー」にはいろいろな意味がありますが、ビジネス現場での使われ方を説明すると、「手当たり次第に行動する前に、何が本質的な問題・目的なのか、論じるべき重要なポイントは何か考えること」になります。

2,「issue」と「problem」の違い

「イシュー」を説明してく中で、同じく「問題」の意味を持つ「problem」とはどう違うのかということが、疑問にあがることがあります。一見のこの問いはあまり意味がないように思えるのですが、「イシュー」を正しく捉えていくためには必要なプロセスだと思いますので、見ていきます。
「problem」をインターネット辞書で調べてみると以下のように出てきます。

 

(特に、解決の難しい)問題、難問、試験などの問題、扱いにくい人、問題児、悩みの種、解決されるべき問題

「問題」という同じ意味でも「problem」の方が、解決が難しい問題や解決されるべき問題のことを指します。これはどう言った問題かというと、環境問題や年金問題などです。どちらも解決されるべき問題であり、解決の難しい難題です。

一方、「issue」はというと議論されるべき問題、向上する余地のある問題と訳されます。しかし、これはわかりにくいですね。議論されるべき問題はさておいたとしても、向上する余地のある問題は個人的にいただけないです。

ネイティヴの知人に聞いたところ、“「issue」とは「problem」より小さい問題”と答えが返ってきました。これがどういうこというと、先ほど挙げた環境問題が「problem」ならば、「issue」は「生活水による河川の汚染問題」となります。

*図を入れる オリジナルで作成する

つまり、「problem」を細くしていくことで出てくる問題が「issue」にあたります。「problem」のままでは壮大すぎて解決が難しい問題でも、「issue」に分解することで議論・解決できるようになるということです。
ちなみに、「issue」はさらに細く「issue」に分解することができます。これを繰り返していき、フローチャートのように繋げっていったものを「イシューツリー」と呼びます。

3,イシューの使い方

「イシュー」の意味について見てきたので、次は使い方について見ていきます。「イシュー」の使い方として以下の2つのことがよく言われますが、具体的にどのようなことを指しているのでしょうか。

・「イシュー」を特定するとは、問題を細くすること
「イシュー」を特定するとは、問題を細くしていくことにあたります。その際、単純に細くしていくだけではいけません。何故なら、「ある問題の中からそれを解決するために必要な、議論すべき本質的な問題を見つけ出すこと」が最終ゴールだからです。今抱えている問題で本当に解決・議論しなければいけない問題とは何か?問いかけて考えることが大切です。

・「イシュー」について議論する
こちらはそのままの意味で特定したイシュー、つまり「解決・議論すべき本質的な問題」について議論するということです。議論する際に、参加しているメンバー全員が「イシュー」を共通認識として、明確に理解している状態であることが大切になります。メンバー間で議論すべき「イシュー」がズレていると効率的な議論が行えなくなり、無意味な答えが出る場合もあります。「イシュー」について議論する場合は、ホワイトボードに「イシュー」となるものを書くなど、何について議論するのかわかるようにするといいでしょう。

 

4,イシューを考えることがどうしていいのか?

ビジネスを行う際に大切なことは数多くありますが、その中でも特に「イシュー」を考えることは大切だと言われています。それは「イシュー」を考えることは、問題の本質を考えることだからです。
本質とは、「最も大事な根本の性質、要素。そのもの。」という意味です。つまり、問題の“最も大事な部分を考える”ことが、「イシュー」を考えるということになります。

もし、問題の本質を捉えることができなければ、正確にその問題を解決することできません。なぜなら、大きいままの問題ではどこから手をつけていいかわからず、どのように解決すればいいのか答えが出せないからです。
以下の例を見てみましょう。

*表で解説を入れる

例 「環境問題を解決するには?」

・「イシュー」を考えずに解決する場合:
「環境問題」とは具体的にどのような問題を指しているのかわからない。また、問題が大きすぎて今解決したい問題が見えない。(河川の汚染なのか、二酸化炭素による地球温暖化なのか、それとも違う問題なのか)
仮に環境問題を解決しようと不法投棄撲滅に乗り出したが、不法投棄だけをなくしても環境問題自体は解決できない。
→問題の本質が見えなく手がつけられず前に進まない。解決することが非常に難しい。

・「イシュー」を考えて解決する場合:
環境問題の中でも特に直近の問題として、不法投棄が多く自然破壊に繋がっていることが問題になっている。なので、どのようにしたら不法投棄がなくなるか現状を調査して方法を考えていく。
→細かくしていくことで問題の本質が見えてくるので、やるべきことがわかり前に進む。解決することができる。

 

このように「イシュー」を考えることは、問題を解決するためには必要なステップなのです。

 

 

5,イシューの探し方

「イシュー」を考えることが重要なことだと、理解してもらえたかと思います。次はどのように「イシュー」を探していけばいいのか見ていきましょう。

使い方のところで「イシュー」は問題を細くしていくことだと言いましたが、
探し方はとてもシンプルで、主語+述語の形にして疑問文にすることです。
例えば、年金問題を取り上げて説明するなら、「年金問題を解決するために考えることは?」と疑問文に置き換えて、これに対していくつも答えていくだけです。

・そもそも年金問題は何が問題になっているのか?
・年金制度の仕組みが、時代に合っていないので問題なのでないか?
・今の年金問題は、受給額が少なすぎて老後の生活ができないことが問題なのではないか?
・本当に年金問題は、今解決すべき問題なのか?
・今の年金問題は、年金を支払う人が少なすぎるのが問題なのではないか?
・若い人は、年金に対してどのような不満があるのか?
・今年金をもらえている人は、現行制度について不満がないのではないか?
・政府は、なぜ大きな社会問題になっているのに一向に解決しようとしないのか?
・年金が、担っている役割は何なのか?
・もし年金制度が、無くなったらどのようなことが考えられるのか?
*疑問文を作る際は、答えられるかどうかは気にせず作るのがポイントです。

上記のように質問を作っていき、それに対して答えていくことで、問題を細かく分解していくことができます、そして、この時に本当に解くべき問題(課題)は何かという視点で見ていくことで、今解決すべき問題、つまり「イシュー」を見極めていくことができます。
1度だけで問題本質にたどり着くことができないこともありますので、その場合は同じことを繰り返して、さらに細かく「イシュー」を分解していき探していきましょう。

 

 

6,「イシュー」を活用するために、質問力を身につけることが大事

「イシュー」探し出すためにも、質問力を身につけることが重要になってきます。質問力とは、そのままの意味で質問を作る力のことです。「イシュー」を探し出すとこでやったように、疑問文、つまり質問を作ることが「イシュー」を考えることに繋がるからです。
「イシュー」の概念を知っているだけで、実際の業務に活用することができなければ意味がありません。日頃から質問力を身につけられるように訓練してみてください。

簡単にできる方法として、広告やニュースなどを気になるものを見つけたら、「何故、そうなるのか」、「何故これは売れるのか」など、“何故“と自分の頭で考えるようにしてみてください。これを習慣にするだけで、ある事柄を1つ言われたら、そこから派生して10個以上質問を作れるぐらいになれます。
できる範囲からでいいので、質問力を身につけるよう実践してみてください。業務の中で「イシュー」を探し出し、見極められるようになりましょう。

 

7,まとめ

「イシュー」とは、「解決・議論すべき本質的な問題」のことです。
正しく「イシュー」の意味を捉えて活用することができれば、問題解決力が上がります。

ビジネス現場でも大いに役立つ知識ですので、この機会にぜひ覚えてみてください。

Date: Category: フレームワーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Webソリューション活用のウェブアクセル

最新記事一覧
カテゴリー

Webソリューション活用のウェブアクセル